サイバーセキュリティ① 身近で起きたネット詐欺について

ネット詐欺については普段から良く耳にしています。身近でも起きたので取り上げてみました。

その中で、ショッピング系は閲覧していたサイトや振込先から犯人の動きを封じる事が出来ますが、最近は何も前触れ無く『突然銀行から不正送金されたりカード利用されたりするケースが増えている』ということで質問を受けましたので、その対策を説明してきました。
(※私は、こういった”サイバー攻撃を解析する仕事”もしています。)

私なりの対策、以下5点を紹介します。

①暗号化キーの手入力をしない

②無線機の設置箇所を少し高くする

③無線中継機を使用しない

④振込等のお金を取り扱うときはWi-FiをOFF

⑤カード引き落としはよく確認する

 

①暗号化キーの手入力をしない

・スマホなどは、近隣からの攻撃が原因で暗号化キーの手入力を求められるケースが多発しています。

暗号化キーを手入力することで流出するため、手入力をせず、buffaloの無線ルーターを使ってQRコードやWPS接続を行っています。

②無線機の設置箇所を少し高くする

・無線機は床置きせず、少し高いところに設置しています(バッファローのwebページでも紹介されています)。

床置きして電波が入らなくなることにより、結果的に不正アクセスされます。

③無線中継機を使用しない

元々は届いていた電波が弱まった場合は、いろんな攻撃によって発生していることが多いため、無線中継機を使用しない

使用する前に、まずは以下のことを試してみることをお薦めします。

■スマホやタブレットの電源ON/OFF(テンポラリメモリのウィルスを消去できる)
■マンションなどの場合は5GHzを使用する(なるべくW53)
・2.4GHzはマンションでは混み合って遅くなるためです。
・5GHでもW52は混み合うのでW53・W56がお薦めです

根本対策についてはまたの機会に紹介します

④振込等のお金を取り扱うときはWi-FiをOFF

・WiFiを使わずキャリア回線を使用してください。
・操作するのはスマホからとし、スマホの電源ON/OFFしてから操作してください。(テンポラリメモリのウィルスを消去できる)

⑤カード引き落としはよく確認する

アマゾンなどでは最初に小額の品物が遠方に配達される場合があります。これを見逃すと次は大物を勝手に配送されてしまいます。

参考リンク:警視庁

家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起について
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/cyber/notes/router.html

Wi-Fi(無線LAN)ルーターをお使いの方へ
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/cyber/security/cyber401.html

お問い合わせメールアドレス: tek@mdo5.com

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