サイバーセキュリティ② 自宅でできる不正アクセスチェック

以下の手順は自己責任でお願いします。
問い合わせ頂いても回答できません。
無線LANの設定はYouTubeなどにもあるので参考にすると良いでしょう。

これを掲載したのは、なんとなく不安に思ってご自分でWI-Fiの暗号化キーを変更した人がかなりご苦労されたので、参考になればと考えて掲載しました。
ですので、この手順の実行を勧めているわけではありません。
みなさん、なぜWi-Fiの暗号化キーが盗まれたのか分からないと口を揃えて言っています。
残念ですが、何段階かの手段を踏んで盗む手段があります。
盗まれると回線をただ乗りされるので宅内のすべてのスマホなどの速度が低下します。
これを見分けてなおかつ再発を防止する手順は以下のとおりです。

なお、本当に不正アクセスだった場合は、手順を実施した後数時間して、いろんな妨害が起きて最悪Wi-Fi接続が出来なくなります。
その場合は無線機の設定を元に戻すと妨害は無くなります。(回線が乗っ取られることで攻撃が止まる)
なので変更前の状態を写メしたりメモしたりなど事前に確認しておくと良いでしょう。

もちろん、そのままというわけにいきませんから、1万程度の手頃な日本製の無線
LANを購入し、無線機を2台にすることで妨害を回避出来ますから、再度挑戦してください。自分はbuffalo製を利用しています。

手順1 SSIDとWi-Fiの暗号化キーを変更するためにQRコードを作成する

「iPhone で Wi-Fi 接続用 QR コードを作成する」といった検索をかけるとたくさんでてくるので、それに従って作成してください。

手順2 無線LANにログインして、手順1で入力したSSIDと暗号化キーを
設定する

出来ればそのときに無線機設定でWPA2/WPA3を設定しておくようにしてください。

手順3 手順1で作成したQRコードで接続する

スマホ以外の端末はWPSボタンを使うと安全です。
パソコンも暗号化キー入力画面で無線LANのWPSボタンを押せば繋がります。
QRコードシートを使うのは不正な電波に接続しないためです。

変更後の注意点

ただ乗りが出来なくなると不正アクセス者は強力な電波で押さえ込んできますのでWi-Fiが繋がりにくくなります。

注意点1

「暗号化キーを入力してください」という画面が出たら、QRコードで接続してください。
このとき手入力すると暗号化キーを読み取られます。

注意点2

不正アクセスされていた場合は、変更後の特に初日から3日間程度
はWi-Fiが接続しにくくなることが多い様です。接続出来なくなったら、
無線LANの電源をオフオンしてください。
周波数が変わるので繋がるようになります(多分(^_^;)
繋がらないときは、30分から1時間ほど時間をおいてください。

注意点3

無線中継機は使用しないでください。
私の知る限り乗っ取られない無線中継機はありません。
中継方式の規格が公開されているので、防ぎようがありません。
これはメッシュWi-Fiも同様です。
大丈夫なメッシュもありますが、一般販売はされていません。

無線LANが2台あると便利

不正アクセスの電波は現時点では一つなので、無線機が2台あるとどちらかと
繋がりますから、注意点2が確認されたときは2台に増やすことをお薦めします。

以上です。

今時、メジャーなプロバイダにおいては光ファイバー回線速度が低下することはありません。遅い原因は宅内側にあります。
無線LANとスマホを電源オフオンして速度測定(グーグル速度測定などが良い)を行ったときに、5GHzの電波を使用して200メガ以上の速度が出れば、宅内にウィルス感染している端末があるか、近隣からの不正アクセスが原因であることが多い様です。

お問い合わせメールアドレス: tek@mdo5.com

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